私が初めて機械式時計を購入する際に感じた不安と、その対策として行なってよかったことをご紹介します。
購入後に「もっと欲しいと思う時計の存在に気付くのでは?」という不安
私にとって、機械式時計はとても高価なものなのでそう簡単に買えるものではありません。
そのため、「買った後になって”こんな時計があるんだ!?こっちの方がよかった~!”という思いをしたくない!本当にこの時計を選んでいいのか?他にもっと自分にあう時計があるのでは?」と不安に思うことがありました。
一度、そう思い始めると、なかなか1つの時計を選ぶことができなくなってしまいました。
この不安の原因は、「時計にはどんなブランドがあって、どんなモデルがあるのかを知らない」ということです。
しかし、「じゃあ、対策として、全時計ブランドとモデルを丸暗記しよう!」とすると時間がいくらあっても足りなくなってしまいます。
そこで、「どんなブランド・どんな時計があるのかを知るために行なった対策」は、以下の3つのステップです。
- 「さまざまなブランドを取り扱っている時計販売サイト」を使って、「どんなブランドがあるのか」を知る
- 各ブランドの公式HPで、「どんなモデルがあるのか」を知る
- 気になったブランド・モデルをYouTubeで調べる
「さまざまなブランドを取り扱っている時計販売サイト」を使って、「どんなブランドがあるのか」を知る
初めて「機械式時計を買おう」と思ったとき、私が知っている時計ブランドは「ロレックス」と「オメガ」だけでした。
「ほかにどんなブランドがあるんだろうか?」と思っても、調べ方がわかりませんでした。
そんなときに役に立ったのが「さまざまなブランドを取り扱っている時計販売サイト」でした。
時計販売サイトには、時計を検索するための検索機能がついており、検索条件の1つとして「ブランド」での絞り込みを行なうことができます。
この検索条件のブランドを上から順にみていくことで、市場で販売されている時計ブランドをほぼ網羅できると思います。
また、一部の時計販売サイトでは、検索条件のブランドの選択肢が「よく検索される順」に並んでいるため、上から順に各ブランドを調べることで「人気のあるブランド」から順番に知っていくことができると思います(私は、中野ブロードウェイにある動物の名前を冠した時計販売店のサイトを参考にしていました)。
各ブランドの公式HPで、「どんなモデルがあるのか」を知る
時計ブランドを知ったら、次は具体的なモデルを見ていきます。
このとき、まずは「1つ1つの細かいモデルを見るのではなく、”そのブランドの代表的なモデルをざっくり把握する”」という進め方がおすすめです。
そして、代表モデルの中で自分が気に入ったものを深堀して細かく1モデルずつ見ていくと、濃淡をつけながら楽しく時計を知っていけると思います。
より具体的に、IWCというブランドを例に挙げてご紹介します(2024年6月時点の更新HPの内容を基に)。
まず、IWCの公式HPを開いてみると、以下の5つのモデルがあることがわかります。
- パイロット・ウォッチ
- ポルトギーゼ
- ポートフィノ
- インヂュニア
- アクアタイマー
次に、各5つのモデルの大まかなデザイン、特徴、性能、誕生ストーリーなどを公式HPから把握します。
私は、その中でも「パイロット・ウォッチ」というモデルに魅かれたので、「パイロット・ウォッチ」の1つ1つのモデルを細かく見ていきました。
「パイロット・ウォッチ」の中でも、文字盤の色、ブレスレットの素材、ケースの大きさ、機能、防水性などなど、いろいろな違いがあることがわかってきます。
こういった違いを見ていくことで、「ブランド・時計を知る」のと並行して「自分が求めているデザイン、性能」が少しずつ定まってくるかと思います。
気になったブランド・モデルをYouTubeで調べる
いくつかのブランド・モデルを見ていくと、少しずつ「自分の好み」が見えてくると思います。
そうなったら、YouTubeでブランド名、モデル名で検索することをおすすめします。
公式HPでは、得られる情報がどうしてもスペック的なものに偏ってしまいますが、YouTubeの動画では「モデルの誕生秘話」や「おすすめポイント」などなど、今の時計好きの方々の考え・意見に触れることができ、そのブランド・モデルのことをより知ることができると思います。
また、YouTubeを活用することで、通勤中や家事・掃除をしながら耳だけで時計の情報収集を行なえるというところも1つポイントだと思います。
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