「腕時計を腕のどの位置に着けるのか?」
あまり意識せずにつける方もいらっしゃるかと思いますが、重要なポイントだと考えています。
深く考えると、「なんのために腕時計を着けているのか」ということにもつなる話題かと思います(自分で見たいのか、人に見せたいのか、見えなくてもいいから身に着けていたいのか…など)。
また、着ける位置によって、腕時計の傷つきやすさ、ケガのリスクが変わってきます。
さらに、腕の太さは、手側と肩側で測る位置によって大きく違っており、それが時計ストラップ・ブレスレットの長さに影響します。
ただ、人それぞれに好みや、腕の形が違うため、すべての人に通ずる「ここが正解!」という位置はありません。
そこで、今回は尺骨と呼ばれる骨の位置を基準に、考えてみようと思います。
腕時計を着ける位置
腕時計を着ける位置を考えるときに、1つの基準として「尺骨より手首側に着けるか、肩側につけるか」があります。
尺骨とは、小指の延長線上にある少し飛び出た骨です(下の写真の赤丸部分)。
尺骨より手首側につける
尺骨よりも手首側に着けると、長袖を着た場合でも常に腕時計が見えます。
そのため、「いつも腕時計を見えるようにしていたい」という方にお勧めの位置です。
比較的若い方に多いイメージがあります。
注意点としては、「地面に手をつく」ような動作(手首を90度曲げるような動作)をすると、時計の竜頭が手の甲にあたってしまい、手を痛めたり、時計を痛める可能性があります(下の写真の赤丸の箇所)。
また、長袖を着ていても腕時計が見えている状態になるため、「手が扉や壁にあたりそうになる」という方は、腕時計も扉や壁にぶつかりやすくなって傷がつく可能性が高くなります。
腕時計がいつも見えて素敵である反面、少し注意が必要になります。
尺骨よりも肩側に着ける
尺骨よりも肩側に着けると、長袖を着たときに腕時計がすっぽり袖口に入ります。
そのため、普段は腕時計が袖口に隠れて、あまり見ることができません。
ただし、上記の「尺骨よりも手首側に着ける」で紹介した注意点が解消されます。
この位置に着けるのは、比較的年上の方が多いイメージがあります。
私は「若い」とは言えないくらいに歳をとってきたので、「普段は長袖の中で隠れているけれど、時間を見る動作をしたときだけチラッと見える」というのが控えめ、かつ上品でいいなぁと思うようになってきました。
さいごに
今回は、「腕時計を着ける位置」についてまとめてみました。
皆さんの理想の位置決めの参考になれば幸いです。
そして、ベストだと思う位置を見つけたら、その腕周りを測ってみてください。
そして、その足でストラップ屋さんに行き、自分の腕に合った最高のストラップを作りましょう。笑
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
また、次の投稿でお会いできるとうれしいです。
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